バターケーキ

 バターケーキのこぼれを箱に撒き、庭先に置いておいた。
 やがて鳥がやってくる、という算段だ。
 鉛筆とスケッチブックを手に取り、心静かに待っていても、雲の影は通るが、鳥は一向にやって来ない。
 残りのバターケーキを食べ、ソファで寝た。

※ 郷里広島にはカステラに似た「バターケーキ」というものがある。

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